ヨーロッパ最高の硬質磁器として知られているマイセンの花柄のお皿でございます。
300年前、ヨーロッパで初めて硬質磁器を生みだしたドイツの名窯「マイセン」は1710年にザクセン公国アウグスト強王の命によって生まれ、初期のデザインは中国の五彩磁器や日本の伊万里焼の影響を受けています。
1720年にウィーンから招かれた絵付師ヨハン・グレゴリウス・ヘロルトらによってヨーロッパ的なロココ調の作品が主流になり、1764年には工場私設の芸術学校が創設され、4年間の訓練や実習と専門課程が設けられています。また、1865年に作られた国立マイセン磁器製作所では、この芸術学校の卒業生が大勢働いています。
1723年から贋作防止のため、マイセンの陶磁器には交差した2本の剣がトレードマークとして用いられており、現在まで使われているトレードマークの中ではもっとも古くからあるものの一つです。なお、刃や鍔の傾きなどは年代によって変化しています。
サイズ:高さ 約3.5㎝ 直径 約9㎝
- 販売価格(税込)
- ¥80,000‐